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SMA/ラップ口座 Separated Managed Account/Wrap Account

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SMAは、専門ファンドマネジャーに投資を委託する一任勘定口座のこと。ラップ口座は、手数料や管理料等を包括した口座のこと。

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 SMAとラップ口座は、定義は異なりますが、ラップ口座でも結果として投資活動を一任したことになり、顧客から見れば実質的に同じようなものと受け取ることもできます。


専用のファンドマネジャーを持つ
 SMAは、一般の口座とは分離して管理される口座です。「投資一任勘定口座」とも呼ばれ、金融機関に一定額以上の資金の運用を委託し、専門のファンドマネジャーが運用します。投資家にとっては、専門知識や技能を持ったファンドマネジャーを活用できるベネフィットが得られます。その代わり、高額資金(最低でも数千万円)を委託しなければ口座を開設できません。そのため、SMAは投資資金が潤沢な富裕層向けの金融商品といえます。
 利用者である富裕層顧客は、「自分専任のファンドマネジャー」を得ることができ、投資方針についてもファンドマネジャーと調整することができます。ファンドマネジャーは顧客の運用方針に基づき、最適な投資戦略を立案し、資産を運用します。


庶民的なSMA
 ラップ口座は、売買手数料や口座管理費などを包括し、預かり資産額に応じたフィーが請求される口座です。通常の口座では、売買ごとに売買手数料を支払う必要がありますが、ラップ口座では、文字通り費用が包括されています。こうしたベネフィットの対価として、ラップ口座でも最低投資金額が設定されます。
 SMAと違って、ラップ口座は投資戦略の選択の幅に制限があります。ただし、投資家にとっては「一定額以上で資金運用を委託し、フィーは運用実績に基づき請求され、売買回数などに依存しない」というサービスに見え、SMAとラップ口座は実質的に非常に類似した金融商品に見えるのも事実です。実態として、SMAでは専門のファンドマネジャーが担当するのに対し、ラップ口座では運用方針に基づいてあらかじめ決められた運用パターン(投信の組み合わせなど)で運用されてしまうなど、サービスレベルには明らかな差があります。その分、最低投資額は、SMAより低く設定されることから、ラップ口座は「庶民向けSMA」といえるかもしれません
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